エンジェル・アイズ

ANGEL EYES (2001)
エンジェル・アイズ
ジェニファー・ロペスがストーカーされる作品は以前から見ようと思ってて、てっきりコレがソレかと思って借りたらてんで別物でした。
当然サスペンスだと思い込んで観てたので、いつジム・カヴィーゼルが変貌するのかとドキドキしてたんだが、全然変貌どころかどんどん人間らしさを取り戻し、堰を切ったように涙する彼の姿に胸を打たれ、その吸い込まれるような澄んだ青い瞳に目が釘付けになった。
****** ▼ 追記記事 ▼ ******
なんてゆーか。甘さもなく、心に痛みを抱えた者同士が傷を舐めあうといった感もなく。互いが過去と向き合い、未来を生きていけるように、自分を愛せるように。
なかなか味のあるラブストーリーだったのではないかと。
そう、ラブストーリーだったんだよ。(笑)

ジェニロペはよく演技をけなされてたりするが、私は下手とは思わないし嫌いじゃない。
好みにもよるだろうが、彼女の場合は出る作品、役、演出に問題があるような気がする。
この映画での役は良かった。マネートレイン同様、彼女によく合っていたと思う。
男勝りだが、内面は崩れやすいナイーヴさを持ち合わせていて、グラマラスな肢体も合わせて非常に魅力的だ。
家族との確執も良く理解できた。私にも経験がある。
暴力を見て、または自身が体験して育った人にとっては辛く悲しい気持ちを思い出させる話だろう。
家族に暴力を振るうのは「甘え」への表れだ。それを許せるか否か。私は断じて後者だ。
昔はPTSDなんて大層な名称はついてなかった。
でも大昔からある事。暗黙の了解的な部分が大きい。
昔も今も、家族間で起こる事件は他者が介入するのはとても難しい。
暴力はエスカレートする。人と言うものは恐ろしい。
自分が気付かぬまで「痛みつけること」に夢中になってしまうのだ。
赦す事が、逃げる事が、黙っている事が、我慢する事が、暴力をさらに大きく育てている事もある。
その甘さに気付かなければいけない。「愛する家族」だから。そこが「穴」なのだ。
ジム・カヴィーゼル。なんとも不思議な役者だ。見る人を引き込むような魅力がある。
言うなれば仙人?のような。(オイ)
特にあの目がいけない。「ヤツの目を見るな!引きずり込まれるぞ!」と言いたくなる。(笑)
悪い意味じゃなく、地に足がついてない、どこを見ているのか、何を考えているのか。
今、目の前にいるにも関わらず、「今、どこにいるの?」と、思わず問うてみたくなる。
捕まえてないとどこかへ飛んで行きそうだ。
それに加え、あの端正な顔。
ふとした表情やしぐさに目を奪われる。伏せた睫がこんなに綺麗だと思う男性も珍しい。
男性に対してヘンと言うか、失礼?なのだが、儚げな雰囲気が妙な加護欲を駆り立てる。
それとは対照的に、その無償の愛に身を預けたくなるような気にもさせられる。
劇中はいつも同じ小汚い格好で街中をさまよい歩いている。
まるで夢に生きているかのようだ。
見た目は浮浪者にも見受けられるし、挙動不審で、身元も隠すそぶりは悪く見れば犯罪者にも十分見える。
狂人か、神か。紙一重な感じだ。
ただ、内容的には事情を知ってもこんな弱い男はごめんだな。と思ってしまったが。
どう見ても怪しいしな。部屋には入れられないよ。(笑)
劇中流れるジャズが良かった。好きな曲だがタイトルをど忘れ。なんだっけな?
有名なレフトアローンとエンジェル・アイズを吹くジムはどうにもトランペッターどころか吹いてるようには見えなかったが。(苦笑)

どちらにしてもラストがハッピーエンドになって良かったです。
*** COMMENT ***
さんたさんこんにちはー
ではではまた遊びに来て下さい

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